0120-054-273タカラスタンダードのキッチングレード順！希望別のおすすめも紹介
ホーローのキッチンを扱うメーカーと言って、真っ先に名前が挙がるのがタカラスタンダード。熱やキズ・汚れに強く、お手入れがしやすいホーローはキッチン素材として優秀です。
タカラスタンダードのシステムキッチンには4つのグレードがあり、それぞれの特徴を押さえておくとキッチン選びの際に役立ちます。
今回は、タカラスタンダードのシステムキッチンの特徴をグレード順にご紹介します。
【グレード別】タカラスタンダードのキッチンの特徴
タカラスタンダードのシステムキッチンは、次の4つのグレードに分けられます。
1. LEMURE（レミュー）
2.Treasia（トレーシア）
3.Edel（エーデル）
4.Refit（リフィット）
| グレード高い順 | メーカー価格 （税別） | 価格帯※ | 特徴 |
| ①LEMURE （レミュー） | 763,000円～ | 150～250万円 | ・カスタマイズ性の高い高級感あるデザイン ・分けられた2つのスペースで無駄な動きをカット ・利便性を兼ね備えたたっぷり5段収納 |
| ②Treasia （トレーシア） | 550,550円～ | 100～200万円 | ・キャビネットの隅々までホーロー素材を使用 |
| ③Edel （エーデル） | 376,000円～ | 100～150万円 | ・4シリーズのなかでオプションの選択肢が少ない ・コンパクトなキッチンにも対応（I型の場合） |
| ④Refit （リフィット） | 289,000円～ | 70～150万円 | ・1cm刻みでサイズを指定でき、 無駄なスペースをカット（I型） ・選べる収納オプションがエーデルよりも多い |
タカラスタンダードの最大の特徴は、独自開発の高品位ホーロー。ホーローは汚れや湿気に強く、ニオイが付着しにくい素材です。汚れてもサッと水拭きするだけでOKなので、お手入れも簡単。掃除の手間がかかりません。
一部のグレードを除き、キャビネットの外側・内側、レンジフードまでホーロー素材を選ぶことが可能です。キッチン全体の耐久性が高く、いつまでもきれいが長持ちします。
レミューの人気も高いですが、費用を考慮してトレーシアやエーデルを選ばれる方が多い印象です。
LEMURE（レミュー）
| メーカー価格 | 763,000円～（税別） |
| 価格帯※ | 150～250万円 |
| 特徴 | ・カスタマイズ性の高い高級感あるデザイン ・分けられた2つのスペースで無駄な動きをカット ・利便性を兼ね備えたたっぷり5段収納 |
レミューは、「これ以上のキッチンとは、出会えない」をコンセプトにした、タカラスタンダードの最高級システムキッチンシリーズ。美しいデザインと、使う人のことを考え抜いたつくりが特徴です。
ワークトップに高級人造石「クォーツストーン」を選べたり、ホーローキャビネットの扉に繊細な色柄を選べたり。作業効率をとことん追求した独自の設計にも注目です。
以下で詳しく見ていきましょう。
ショールームで実物を見ると、レミューのデザイン性と機能性に惹かれる方が多いです。
カスタマイズ性の高い高級感あるデザイン
レミューでは、扉・ワークトップ・レール引手を、下記のデザインから自分好みに組み合わることが可能です。
| 扉カラー | 32デザイン |
| ワークトップ | クォーツストーン ：6デザイン アクリル人造大理石：4デザイン（ハイグレード・薄型ワークトップ） アクリル人造大理石：5デザイン ステンレス ：2デザイン |
| レール引手 | 3色2デザイン |
扉のデザインには、タカラスタンダード独自のインクジェット技術によって繊細な色・柄が表現されています。ホーローでありながら、まるで天然木のような柄を選ぶことも可能です。
【クォーツストーンのワークトップ：カラーバリエーション】
ワークトップの素材には、クォーツストーンを選ぶことができます。クォーツストーンとは天然水晶を主成分にした高級人造石のこと。天然水晶の風合いを損なわず、もろさ・汚れやすさといった短所のみを解消した優れた素材です。
クォーツストーンのワークトップを選べるのは、4つのシリーズのうちレミューのみです。
分けられた2つのスペースで無駄な動きをカット
従来のキッチンでは「食材を置く・食材を切る・盛り付ける」などの作業を一つのスペースで行うため、都度片付けが必要でした。
レミューではその作業の無駄を省くために、盛り付けエリアと準備エリアを別々に用意。冷蔵庫からの動線もスムーズなので、無駄な動きが減ります。
利便性を兼ね備えたたっぷり5段収納
スペースを余すことなく使える収納設計も秀逸です。3段ある引き出しのうち2段に「ホーローインナースライド」を組み込めるため、最大5段の収納キャビネットにすることが可能。整理収納のプロも公認する利便性の高さです。
また、シンク下にダストスペースが配置されているため、ゴミ捨て時にストレスになりやすい水ダレの心配がありません。ダストスペースもホーローでできているため、ニオイの染み込みがなく、汚れても水拭きで簡単にキレイにできます。
キッチンと同じデザインの背面収納を取り付けることもできます！
Treasia（トレーシア）
| メーカー価格 | 550,550円～（税別） |
| 価格帯※ | 100～200万円 |
| 特徴 | キャビネットの隅々までホーロー素材を使用 |
トレーシアは、「何でもない日もスペシャルに」をコンセプトにした中グレードのシステムキッチン。宝物（treasure）が名前の由来で、幅広い世代のニーズに合うように作られています。シンプルでスタイリッシュなデザインは、インテリアとの相性も抜群。
トレーシアの大きな特徴は、タカラスタンダードの高品位ホーローの良さを全面に感じられる点です。意匠性や選択肢の多さ、収納力は「レミュー」と比較するシンプルですが、その分、ホーローの魅力が際立ちます。
キャビネットを構成するすべてがホーローなので、衛生的でお手入れも簡単。湿気に強く、カビが発生しにくいため食品を安心して保管できます。加えて、汚れが染み込まないため、調味料がこぼれてもサッと水拭きするだけでOKです。
また、どこでも磁石を使えるのもポイントです。マグネットを使えば、キャビネット内のスペースを自在に分けることができます。
Edel（エーデル）
| メーカー価格 | 376,000円～（税別） |
| 価格帯※ | 100～150万円 |
| 特徴 | ・4シリーズのなかでオプションの選択肢が少ない ・コンパクトなキッチンにも対応（I型の場合） |
エーデルは「みんなが笑顔の愛しい家族時間」をコンセプトに、コストパフォーマンスを重視したシステムキッチン。
4シリーズのなかで最もオプションの選択肢が少ないものの、ホーロー素材や基本的な機能、こだわりのデザインは兼ね備えています。そのため、カスタマイズが不要な方でしたら、エーデルを選べばお得にホーローシステムキッチンを取り入れることができます。
また、キッチンのレイアウトがI型の場合、4シリーズのなかで最も狭い150cmに対応。コンパクトなキッチンにも対応できるのはエーデルならではの特徴です。
タカラスタンダードは他メーカーと比べ、定価が抑えめに設定されているのも特徴。その分ディスカウントがしにくいため最終的な価格は他と大きく変わりませんが、それでも嬉しいポイントです！
Refit（リフィット）
| メーカー価格 | 289,000円～（税別） |
| 価格帯※ | 70～150万円 |
| 特徴 | ・1cm刻みでサイズを指定でき、無駄なスペースをカット（I型） ・選べる収納オプションがエーデルよりも多い |
リフィットは「”おいしい”も”楽しい”も、ここから発信」をコンセプトにした、自分らしさを叶えられるシステムキッチンです。タカラスタンダードのなかで唯一、キッチンのサイズを1cm刻みで指定できます（※）。
リフォームでは既存の間口に合うキッチンを選ぶ必要があり、特にマンションでは特殊サイズが採用されていることが多く、規格サイズでは無駄なスペースが生まれがち。
1cm刻みでサイズを選べるリフィットなら、特殊サイズの間口にもぴったりはまり、隅々まで収納として使うことができます。
（※）I型キッチンのみ対応。300～271cmのあいだは対応不可
また、タカラスタンダードのシステムキッチンのなかで最も安価な価格帯ながら、選べる収納オプションが1つ上のグレード「エーデル」よりも多い点も魅力。エーデルとリフィットの主なオプションを表にまとめました。
| 収納オプション | エーデル | リフィット |
| たっぷりホーローキャビネット | – | 〇 |
| かくせるホーローボックス （シンクキャビネット用） | – | 〇 |
| かくせるホーローボックス （調理キャビネット・コンロキャビネット用） | – | 〇 （コンロキャビネット用のみ） |
| うちにもホーロートレイ | – | 〇 |
| ソフトクローズ機能 | 〇 | 標準装備 |
| エンドパネル（ハイタイプ） | – | 〇 |
| ダイニングコンセント | 〇 | 〇 |
| 食器洗い乾燥機・フレームレスタイプ | – | 〇 |
各シリーズのオプションの詳細については、以下のタカラスタンダードのサイトでご確認いただけます。
タカラスタンダードのキッチンはどんな人におすすめ？
これまでご紹介してきたとおり、タカラスタンダードの最大の特徴は、頑丈で清掃性に優れたホーロー素材です。使い心地に安心感が欲しい方、いつまでも新品のような美しさを保ちたい方は、タカラスタンダードのキッチンが向いているでしょう。
実際、もともとタカラスタンダードのキッチンをお使いだった方は、リフォームでもタカラスタンダードを選ばれることが多いです。
交換の理由は、「キャビネットの扉を開き戸から引き出しにしたい」「レンジフードを最新のものにしたい」といったもので、キッチン自体の劣化はほとんど見られません。
タカラスタンダードはブランドとして信頼性が高く、年齢が上の方からも支持があります。
タカラスタンダードのキッチンまとめ
丈夫さ・快適さ・美しさを兼ね備えたタカラスタンダードのキッチンは、これから先何十年もキッチンに立つ楽しさを提供してくれるでしょう。
キッチンリフォームでは予算も大事な要素ですが、実際にショールームに足を運び、自分にとって使いやすいか、悩みが解決できるかなど、実物を見て判断することが重要です。
どのシリーズにしようか悩まれている方は、ぜひ鈴与ホームパルにご相談ください。お客様のご希望や、普段の暮らしなどをお伺いし、最適なご提案をさせていただきます。
