リクシルで人気の玄関ドアは?リフォームにおすすめのデザインや選び方を紹介
 
                リクシルの玄関ドアは、多彩なデザインやカラー展開に加え、高い断熱性や採風機能、電子錠によるスマートな施解錠、充実した防犯性能が特徴で、多くの家庭で選ばれています。
玄関ドアのリフォームを検討する際、「どのシリーズが人気なの?」「我が家にはどれが合う?」と迷う方も多いでしょう。玄関ドアは家の印象を決める大切な要素であり、断熱性や防犯性など暮らしの快適さにも直結するため、ポイントを押さえて選ぶことが大切です。
本記事では、リクシルの人気玄関ドアシリーズの特徴と、選ぶ際のポイントをわかりやすく解説します。
リクシルのリフォーム用の玄関ドアはどれが人気?
玄関ドアをリフォームする際に気になるのが、「どのシリーズやモデルが人気なのか」という点ではないでしょうか。リクシルのリフォーム用玄関ドアは、デザインや機能の違いによって複数のシリーズが用意されており、それぞれ人気の理由があります。
ここでは、実際に多くの方に選ばれているシリーズとその特徴をご紹介します。
リシェント玄関ドア3
「リシェント玄関ドア3」は、デザイン性と機能性のバランスが良く、幅広い世帯から支持されているシリーズです。
既存の枠の上から新しい枠を取り付ける「カバー工法」により、最短1日で施工が完了します。長期間立ち会う必要がなく、また壁や床を傷める心配も少なく、騒音・粉塵が近隣に与える影響も抑えられます。
さらに、住宅の印象を明るくするデザインが豊富で、家全体の雰囲気を一新することも可能です。
ホームパルでの施工事例の中で、リシェント玄関ドア3で特に人気のモデルは、以下の商品です。
・高断熱仕様:13N型、16N型
・断熱仕様:G12型(重厚感のあるデザイン)、M83型(採風機能付き)
リクシルの全国的な人気ランキングを見ると、高断熱仕様では13N型・16N型と近いデザインの「12N型」「15N型」「14N型」が上位を占めています。
断熱仕様では、採風型の「M83型」が圧倒的な人気を誇っています。
リシェント玄関引戸2
「リシェント玄関引戸2」は、引戸を好む方や、車椅子や高齢者の使いやすさにも配慮した開閉のしやすさから、人気が定着しているシリーズです。開き戸と比べて開閉スペースが少なく済むため、玄関ポーチが狭い住宅やバリアフリー重視の住宅に適しています。
リクシルの公式ラインナップで代表的なデザインとして人気なのは、「F01型」と「P14型」です。どちらも和風・洋風住宅に馴染むデザインとして人気があります。

細い縦格子に加えて、横桟が一定間隔で入っているデザイン
また、縦格子のみで構成されたシンプルな「P15型」「P16型」も人気があります。直線的なデザインは和風・洋風住宅どちらの住宅にも違和感なく溶け込むデザインとなっています。
リシェント玄関ドア3 XEモデル
「リシェント玄関ドア3 XEモデル」は、高級志向・性能重視のユーザーに最適な、最上位グレードのシリーズです。本物志向のデザインと素材美を追求し、木目調・金属調など上質な仕上げと豊富なカラーを展開しています。
高断熱仕様・FamiLockスマートロックを標準装備し、ハンドルデザインの選択もできます。素材感・操作性・防犯・断熱性能のすべてに妥協したくない方におすすめのシリーズです。
XEモデルで特に人気の高いデザインは、「20A型」で、素材の質感が際立つフラットな扉面とロングバーハンドルを組み合わせた、洗練された現代的なデザインが特徴です。

リクシル玄関ドアの人気の色や機能
リクシルのリフォーム用玄関ドアでは、木目調カラーが特に人気です。中でも「クリエダーク」「クリエモカ」「ハンドダウンチェリー」などが多く選ばれています。
選べる色はドアのデザインによって異なりますが、採風タイプの「M83型」では「ハンドダウンチェリー」が特に好まれており、根強い人気があります。
また、採風機能も人気の理由の一つです。もともとは勝手口で使われていた機能ですが、玄関に採用する家庭が増えています。
住宅の間取りでは勝手口と玄関が対角に配置されることが多く、玄関に採風機能付きのドアを取り入れることで、家全体の風通しが良くなる点も、支持されている理由です。

ホームパルでのリフォーム事例では、「クリエラスク」「クリエモカ」「アンティークオーク」「ポートマホガニー」などのカラーも人気です。
リクシルの玄関ドアを選ぶときのポイント
玄関ドアは一度取り付けると長く使用する設備のため、デザインだけでなく性能や使い勝手も考慮して慎重に選ぶことが大切です。断熱性能や防犯性、採光・採風の機能、スマートキーの利便性など、検討すべき要素は多岐にわたります。
ここでは、玄関ドア選びで後悔しないためのポイントをご紹介します。
断熱性能で選ぶ
断熱性の高い玄関ドアを選ぶことで、年間を通して玄関まわりの温度変化を抑え、省エネや快適性向上につながります。
リクシルでは、断熱性能に応じて以下の4タイプを提供しています。
| 高断熱仕様 | ・北海道や寒冷地向けに開発された最高クラスの断熱性能 ・外気温の影響を最小限に抑え、室内環境を快適に保つ | 
| K2仕様 | ・寒冷地から一般地域まで幅広く対応できる高断熱仕様 ・冬場の暖房効率を高め、結露対策にも効果的 | 
| K4仕様 | ・関東以西など比較的温暖な地域向け ・基本的な断熱性を備え、省エネ効果を得つつコストを抑えたい家庭に最適 | 
| アルミ仕様 | ・断熱性能よりも価格や耐久性を重視したモデル ・温暖な地域や断熱性を重視しない用途に向いている | 
近年では、高断熱仕様の玄関ドアが、寒冷地だけでなく全国の新築住宅でも採用されるようになりました。開口部となる玄関ドアの断熱性能は、住まいの快適性に直結するため、選ぶ際にはチェックすると良いでしょう。
防犯性能で選ぶ
玄関ドアを選ぶ際は、家族と住まいの安全を守るためにも、防犯機能が搭載されているかをチェックすることが重要です。
リクシルの玄関ドアには、以下の防犯機能が搭載されています。
| 2ロック(標準装備) | 上下2カ所に鍵を設置し、ピッキングなどに時間をかけさせ侵入を防ぐ | 
| 鎌付デッドボルト(標準装備) | こじ破り対策に有効で、ドアと枠を強固に固定する仕組み | 
| セキュリティサムターン(標準装備) | ボタンを押すとサムターン(室内側のつまみ)の取りはずしができる仕組み | 
| 安全合わせガラス(選択品) | 破損しても貫通しにくく、防犯性を高めながら採光も確保できる | 
これらの防犯機能を備えることで、侵入者による被害リスクを大幅に低減できるだけでなく、万一の際にも家族や住まいを守る安心感が得られます。
採光性・採風性を考慮して選ぶ
採光性や採風性を備えた玄関ドアを選ぶことで、明るく風通しの良い環境を実現し、心地よさや省エネ性にもつながります。
リクシルの「リシェント」シリーズにはガラス付きドアが多く、採光窓や通風機能を備えたモデルもあります。採光性の高いドアを選ぶことで明るさを補い、電気の使用頻度が減って省エネにも貢献できます。
また、採風ドアは鍵を閉めたまま換気できる仕様となっており、室内の空気を入れ替えるのに便利です。

採風タイプの玄関ドアは、全国的に見ても非常に人気があります。
スマートキーなどの利便性で選ぶ
玄関ドアを選ぶ際には、スマートキー付きなどの利便性も一つの判断材料です。
リクシルの玄関ドアには、鍵を使わずに簡単に施解錠できるシステムが搭載されています。具体的には、以下のような機能があります。
| 特徴 | 対応シリーズ | |
| FamiLock(ファミロック) | スマートフォンをバックやポケットに入れた状態でドアのボタンを押すと施解錠できる | ・リシェント玄関ドア3 ・リシェント玄関ドア3 XEモデル | 
| 簡易タッチキー | 専用リモコンをバックやポケットに入れたままタッチボタンを押すだけで解錠できる | リシェント玄関引戸2 | 
| カザスプラス | カードキーやおサイフケータイ®対応機種であればドアのボタンを押してかざすと施解錠できる | リシェント玄関引戸2 | 
リクシルの代表的なシステムである「FamiLock」は、スマートフォンやリモコン、カード、タグキーを使って施解錠できるシステムです。家族一人ひとりが好みの鍵タイプを選ぶことができ、Bluetooth®対応エリア内では、アプリから直接施解錠することも可能です。
以下の基本プランとオプションプランがあり、操作機器の設置とオプションプランの選択によってさらに便利になります。
| シンプルコントロールプラン | 部屋の中から施解錠操作や鍵の状態を確認できる | 
| ナンバーキープラン | 部屋の中からの施解錠操作・鍵の確認だけでなく、屋外から暗証番号入力で施解錠ができる | 
| モニタープラン | 部屋の中からの施解錠操作・鍵の確認だけでなく、「外でもドアホン」で来訪者を確認してから通話・施解錠が可能 | 
| マルチプラン | 全てのプランで利用できる機能が搭載 | 
なお、「リシェント玄関引戸2」ではFamiLockは選択できませんので、ご注意ください。
外壁や建物全体のデザインに合わせる
玄関ドアは家の第一印象を左右する要素であり、外壁や建物全体の雰囲気と調和することが重要です。
リシェントシリーズは、木目調や金属調などデザインや色調が豊富で、和風・モダン・洋風などさまざまな建築スタイルに対応可能です。例えば、「木目パネル+小窓」のモダンなスタイルは洋風住宅によく合い、細格子のデザインは和風住宅に馴染みやすいでしょう。
また、リシェントのシミュレーション機能の一つである「かんたん合成アプリ」を活用することで、スマートフォンで撮影した自宅の玄関にリシェントを合成できます。
リフォーム後のイメージを確認する際に、活用してみてはいかがでしょうか。

実際に合成アプリでシミュレーションすることで、リフォーム後のイメージが湧きやすくなるのでおすすめです。
まとめ
リクシルの玄関ドアは、デザイン性と機能性を兼ね備え、多くの家庭で選ばれている人気シリーズです。特に、「木目調カラー」や「採風タイプ」といったモデルは好評で、住まいの印象を一新しながら、防犯性や快適性も高めることができます。
リフォーム用の玄関ドアは「カバー工法」によって施工できるため、壁や床を傷めずに最短1日で取り付け可能です。短期間でのリフォームが実現できる上に、騒音や粉塵の心配も少なく、忙しいご家庭でも安心です。
玄関ドア選びで迷ったときは、ぜひ鈴与ホームパルにご相談ください。豊富な施工実績と専門知識を活かし、住まいのスタイルや家族構成に合わせた最適なプランをご提案いたします。
デザインやカラーのシミュレーションも活用し、完成後のイメージを確認しながら、納得できる玄関ドア選びを進めましょう。











