COLUMNリフォーム豆知識
キッチン 2026.06.17

ガスコンロ交換費用の目安がわかる!ビルトイン・据え置き別の価格と工事費

ガスコンロ交換費用の目安がわかる!ビルトイン・据え置き別の価格と工事費

目次

キッチンのガスコンロ交換にかかる費用とは。種類別の相場と失敗しない選び方

「掃除をしてもコンロの汚れが落ちない…」「最新の便利なガスコンロに変えたいけれど、総額でいくらになるのだろう」

キッチンの中心であるガスコンロの交換は、選ぶ機種のグレードや既存の設置状況によって、かかる費用が大きく変動します。長く安全に使うものだからこそ、事前にしっかりとした相場感を掴んでおくことが大切です。

本記事では、静岡県西部(浜松市・掛川市)、中部(静岡市・藤枝市)、東部(沼津市)エリアで地域に密着したリフォームサービスを展開する鈴与ホームパルが、ガスコンロ交換の費用の内訳から賢い業者の選び方まで、分かりやすく解説します。

ガスコンロを点検するリフォームスタッフ

この記事では、以下のポイントについて詳しくお伝えします。

・システムキッチン用と据え置き型、それぞれの費用目安
・配管延長や天板加工など、追加料金がかかるパターン
・無資格工事のリスクと、安全な依頼先の見極め方
・相見積もりや補助金活用など、交換費用を抑える具体策

将来的なランニングコストも見据えた、最適なガスコンロ選びにお役立てください。

ガスコンロ交換費用の目安は?ビルトインと据え置きの相場を解説

システムキッチン用「ビルトインコンロ」の交換費用と内訳

システムキッチンに組み込まれている「ビルトインコンロ」の交換は、選ぶ本体のグレードによって総額が大きく変わるのが特徴です。

具体的には、本体価格と工事費を合わせた交換費用の相場は、約6万円〜25万円以上と幅広くなっています。例えば、基本的な機能を備えたベーシックグレードなら本体価格が4万円〜10万円程度、お手入れがしやすいミドルグレードなら8万円〜15万円程度、高度な安全機能や調理機能がついたハイグレードモデルになると13万円〜25万円以上が目安です。

ここに標準的な工事費として、約2万円〜3万円程度が加わります(本体とのセット購入による割引キャンペーン等の条件によっては、1万円台後半で収まるケースもあります)。

ビルトインコンロは毎日使う設備だからこそ、初期費用だけでなく、日々のお手入れのしやすさや必要な機能を洗い出し、コストと機能のバランスを見て選ぶのが後悔しないポイントです。

リフォーム前のビルトインコンロを点検する作業員

手軽な「据え置き型(テーブルコンロ)」の交換費用と注意点

コンロ台の上に置いて使う「据え置き型(テーブルコンロ)」は、ビルトインコンロに比べて比較的リーズナブルに交換できるのが魅力です。

本体価格の相場は1.5万円〜11万円程度で、接続方法が差し込み式の「ゴム管(ホースエンド型)」や、ワンタッチで着脱できる「コンセント型(カチット接続)」であれば、自分での設置も可能です。

ただし、スパナなどの工具を使う「ねじ接続(強化ガスホースや金属可とう管など)」の場合は、有資格者による工事が必須となるため自己判断での作業は厳禁です。業者に依頼した場合でも、基本的な交換工事費は3,000円〜5,000円程度で済むことが多いでしょう。

さらに注意すべき点として、ガス栓の形状や安全上の理由から、ゴム管ではなく「ガス可とう管(強化ガスホースや金属可とう管など)」の交換が必要になるケースがあります。その場合は有資格者による専用の接続工事が必須となり、専用の部材費と有資格者の作業費を合わせて、8,000円〜15,000円程度の追加費用がかかるのが一般的です。

据え置き型コンロは手軽に導入できる分、DIYで済ませようと考えがちですが、ガス漏れなどの安全面でのリスクを伴います。

据え置き型コンロのイラスト
鈴与ホームパル

接続部の状態に不安がある場合や、ガス管の交換が必要な場合は、無理をせずに専門業者へ依頼することをおすすめします。

賃貸物件でガスコンロを交換する際の費用負担と確認事項

賃貸アパートやマンションでガスコンロを交換する場合、そのコンロが物件の「設備」として最初から備え付けられていたものかどうかで費用負担が変わります。

もともとの設備であった場合、経年劣化による故障であれば、基本的に修理や交換費用は大家さん(オーナー)の負担となります。一方で、日々の掃除不足や物をぶつけたなど「入居者の過失」による故障や、前の入居者が残していった「残置物」、あるいは自分で持ち込んだ据え置き型コンロの場合は、全額自己負担となるのが一般的です。

気をつけたいのは、故障したからといって無断で新しいものに交換してしまうと、退去時に原状回復を求められるなどトラブルになる可能性がある点です。不具合を感じたら自己判断で業者を呼ぶのではなく、まずは必ず管理会社や大家さんに連絡し、対応を相談するようにしましょう。

費用の内訳はどうなってる?基本の工事費と追加料金がかかるケース

標準工事費に含まれる作業内容(撤去・設置・ガス管接続・処分)

ガスコンロを交換する際、業者から提示される見積もりの多くには「標準工事費」という項目が含まれています。一般的に、この標準工事費には以下の作業がすべてパッケージ化されていることがほとんどです。

・既存の古いガスコンロの取り外しと撤去
・新しいガスコンロの搬入と設置
・ガス管の接続とガス漏れチェックなどの安全確認
・撤去した古いガスコンロや梱包材の廃棄処分

これらの基本作業がセットになっており、相場としては2万円〜3万円程度に設定されているケースが多いでしょう。ただし、業者によっては「古いコンロの処分費は別途」としている場合や、遠方による出張費が上乗せされることもあります。

見積もりを依頼した際は、金額の安さだけで判断せず「どこまでの作業が標準工事費に含まれているか」の内訳を細部まで確認することが、後々のトラブルを防ぐための重要なポイントです。

ガスコンロのチェックをするリフォーム作業員と顧客

要注意!配管延長や天板加工で追加費用が発生するパターン

多くの場合は標準工事費内で交換が完了しますが、キッチンの使用環境や元の設備状況によっては追加費用が発生することもあります。予期せぬ出費で慌てないためにも、以下のようによくある追加工事のパターンを把握しておきましょう。

<ガス配管の延長や位置変更>
新しいコンロのガス接続口がこれまでと大きく異なる場合や、既存の配管が劣化している場合は、ガスの配管工事が別途必要になります。

<天板(ワークトップ)の加工>
海外製のコンロから国産モデルに切り替える場合など、キッチンの開口部と新しいコンロの寸法が合わない際に、隙間を埋める部材の追加や天板の加工費用が発生します。

<専用ガスコードや可とう管の交換>
安全上の理由から、ガス栓とコンロをつなぐ接続具の再利用ができず、新しい部品代と交換費用がかかるケースがあります。

追加料金が発生するかどうかは、ご自身では判断が難しい部分でもあります。正確な費用を把握するためにも、事前に業者の無料下見を利用するか、キッチンの現状写真を送って精度の高い事前見積もりを出してもらうのが安心です。

どこに頼むのが正解?ガスコンロの交換業者と依頼先の選び方

ガス会社・ホームセンター・家電量販店・ガス専門業者・リフォーム会社のメリットと費用比較

ガスコンロの交換を依頼できる窓口は、大きく「ガス会社」「ホームセンター」「家電量販店」「ガス専門業者」「リフォーム会社」の5つに分けられます。それぞれに異なるメリットと費用傾向があるため、重視するポイントに合わせて選ぶことが大切です。

<ガス会社>
ご自宅にガスを供給している、現在契約中の都市ガス会社やプロパンガス会社です。「いつも利用している会社」という圧倒的な安心感と信頼性が最大のメリットです。一方で、機器本体の割引率が低い傾向があり、費用は他の窓口と比べて最も割高になるケースが多いです。「費用よりも、とにかく馴染みのある会社にお願いしたい」という方に向いています。

<ホームセンター>
店舗数が多く、買い物のついでに実物を見て選びやすいのがメリットです。価格帯は標準的ですが、店舗独自のチラシやリフォームパックなどを利用するとお得になるケースがあります。

<家電量販店>
ポイント還元や独自の長期製品保証が充実している点が強みです。他家電とのまとめ買いで値引きを狙える場合もありますが、工事自体は下請け業者が行うため、工事費がやや高めに設定されていることもあります。

<ガス専門業者>
ガス機器のプロフェッショナルであり、複雑な配管工事や特殊な設置環境でも迅速かつ確実に対応してくれます。流通ルートの関係上、本体の大幅値引きが期待できることが多く、結果として総額を最も抑えられるケースが少なくありません。

<リフォーム会社>
水回り全体の知識が豊富で、コンロ周辺の汚れ対策やキッチン全体の改修にも対応できます。特に、ガス機器の取り扱いやガス工事にも対応できる会社であれば、ガスの安全性と空間づくりの両面から最適な提案を受けられるため、将来的な暮らしを見据えた相談に向いています。

鈴与ホームパル

依頼先を選ぶ際は、見積もりの安さだけでなく、保証期間の長さやトラブル時の駆けつけ体制といったアフターサポートまでを含めて比較することをおすすめします。

自分で交換して工事費を浮かせられる?DIYの範囲と無資格工事の危険性

「少しでも工事費を浮かせたい」とDIYでの交換を検討する方もいるかもしれませんが、自分で作業ができるのは「据え置き型コンロ(テーブルコンロ)を、ゴム管やコンセント型ソケットを用いて接続する作業」のみです。ねじ接続が必要な機器や配管の脱着は、ガス漏れに直結するため絶対にDIYで行わないでください。

システムキッチンに組み込むビルトインコンロの交換や、ねじ接続が必要な配管工事は、法律によって国家資格や公的資格の保有が義務づけられています。具体的には、都市ガスの配管接続には「簡易内管施工士」、プロパンガスの配管接続には国家資格である「液化石油ガス設備士」、強化ガスホース等を用いる場合は「ガス可とう管接続工事監督者」の資格が必要です(電源増設が伴う場合は「電気工事士」も必須です)。

なお、民間資格である「ガス機器設置スペシャリスト(GSS)」を併せ持つ業者であれば、安全基準への意識が高くより安心と言えます。経済産業省のガス保安情報でも注意喚起されている通り、無資格での自己施工は非常に危険であり、以下のような重大なリスクを伴います。

・接続不良による微量なガス漏れと、それに伴う火災や爆発事故
・適合しない部材の使用による一酸化炭素中毒のリスク
・万が一事故が起きた際、火災保険の適用外となる可能性

ガスは目に見えないため、一歩間違えれば命に関わる重大な事故につながりかねません。据え置き型コンロの単純な設置以外の作業については、決して自己判断で行わず、必ず実績のある専門業者へ依頼してください。

ガスコンロを点検する作業着の男性

ガスコンロの交換費用を少しでも安く抑えるための3つのコツ

複数業者での相見積もりで「総額」と「保証内容」を比較する

ガスコンロの交換を業者へ依頼する際は、最初から1社に絞り込まず、必ず2〜3社から「相見積もり」を取りましょう。業者によって本体の値引率や標準工事費の設定が異なるため、複数社を比較することで、お住まいの地域における適正な相場感を把握できます。

見積もりを見比べる際の重要なチェックポイントは以下の通りです。

・工事費や古いコンロの処分費を含めた「総額」がいくらか
・配管延長など、追加費用が発生する条件が明記されているか
・施工後の無料保証期間(数年〜10年程度)がついているか
・担当者の説明が丁寧で、施工後のアフターケアも見据えて気軽に相談できそうか

価格の安さだけで選んでしまうと、後から高額な追加費用を請求されたり、数年後の故障時に修理費がかさんだりするトラブルも考えられます。金額の妥当性とアフターフォローの充実度、そして何より「住まいの困りごとを安心して任せられる相手かどうか」のバランスをしっかり見極めることが大切です。

レンジフードや給湯器との同時交換で工事費・出張費を節約する

もし、キッチンの換気扇(レンジフード)やガス給湯器なども設置から10年以上が経過しているようであれば、ガスコンロとの「同時交換」や「キッチン全体のリフォーム」を検討してみてください。

ガスコンロの寿命目安である約10年は、水回り設備全体が入れ替わりの時期を迎えるタイミングでもあります。それぞれの設備が寿命を迎えるたびに別々の日程で業者を呼ぶと、その都度、業者の出張費や基本作業費が上乗せされてしまいます。これらを一度の工事でまとめて依頼することで、以下のようなコストダウンのメリットが得られます。

・業者の出張費や諸経費が1回分のみで済む
・「セット割引」が適用され、機器の本体価格がさらに安くなるケースが多い
・水回りをまとめることで、省エネリフォームなどの補助金対象になりやすい

コンロ単体を交換するか、この機会にキッチン空間を一新するかは迷うところですが、数年以内に他の設備も故障して交換することを長期的な視点で考えれば、トータルでの出費や手間を大きく抑えられる非常に賢い選択肢といえます。

鈴与ホームパルのキッチンリフォーム施工事例

▶︎鈴与ホームパルのキッチンリフォーム施工事例はこちら

自治体の省エネリフォーム補助金制度が活用できるか確認する

ガスコンロの交換は、国が実施する「住宅省エネキャンペーン」などのリフォーム補助金の対象になる場合があります。ただし、ビルトイン自動調理対応コンロの設置などは「任意工事」に分類されることが多く、単体での申請はできません。必ず「内窓設置などの開口部の断熱改修」といった「必須の省エネ工事」とセットで行う必要があります。

また、申請には原則として「リフォーム全体の補助額合計が5万円以上」という条件があります。ただし、他の関連事業(先進的窓リノベ2026事業や給湯省エネ2026事業など)とあわせて交付決定を受ける場合は、1つの申請あたりの下限額が2万円以上に引き下げられる特例ルールもあるため、要件を満たすか事前に登録事業者へ確認することが重要です。

国の制度だけでなく、自治体ごとに独自の補助金制度(名称や適用条件、予算上限が異なります)を設けている場合もあります。「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」などの最新情報を活用し、お住まいの地域で利用できる助成金がないかリサーチしてみましょう。

なお、補助金制度によって「工事完了後の申請」や「着工前の事前申請」など、手続きのタイミングがそれぞれ異なります。確実にお得な制度を活用するためにも、まずは一番はじめの相談段階で信頼できる施工業者(登録事業者)へお問い合わせいただくことをおすすめします。

参考:住宅省エネ2026キャンペーン【公式】
https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/

参考:先進的窓リノベ2026事業【公式】
https://window-renovation2026.env.go.jp/

参考:給湯省エネ2026事業【公式】
https://kyutou-shoene2026.meti.go.jp/

リフォームの補助金のイメージ
鈴与ホームパル

業者と正式な契約を結んでしまう前に、制度の活用実績が豊富にある地元の施工業者へ早めに相談することをおすすめします。

まとめ:ガスコンロの交換は全体的なコストと安全性の考慮が大切。安心できる業者へ相談を

今回は、ガスコンロ交換にかかる費用の目安や、追加料金が発生するケース、そしてDIYの危険性について詳しく解説しました。型落ち品の活用やレンジフードとの同時工事など、計画的に進めることでトータルの費用を安く抑えることが可能です。

しかし、価格の安さだけで業者を選んでしまうと、万が一の故障時にアフターフォローが受けられないなどのトラブルにもなりかねません。毎日の食事をつくる大切な設備だからこそ、保証内容を含めた総合的なバランスで依頼先を選ぶことがポイントです。

鈴与商事のリフォームブランドである「鈴与ホームパル」は、静岡県西部(浜松市・掛川市)、中部(静岡市・藤枝市)、東部(沼津市)エリアを中心に、住まいの困りごとに寄り添うリフォームを展開しています。

単なる機器の交換だけでなく、長年の経験を持ったスタッフがキッチン周りのお悩みをしっかりとお伺いし、補助金の活用なども含めたご負担の少ない最適なプランをご提案いたします。

鈴与ホームパルのショールーム

「どんなコンロを選べばいいかわからない」「安全にガスコンロを交換したい」とお考えの方は、ぜひお気軽に鈴与ホームパルにご相談ください。

【この記事の監修者】
鈴与商事株式会社 リフォーム営業部
伊奈野 壯

各種お問い合わせはこちらから

pagetop