2019年5月9日
ここは何処?

ここはヨーロッパの何処の国でしょうか?
イギリス?東欧?
正解は、『上海(外灘:The Bund)』です。歩いてる人を見ればアジアってわかったかも知れませんね。
中国が阿片戦争でイギリスに敗れて上海が開港させられ、1854年にイギリスとアメリカの共同租界として管理されたエリアです。現在残っている建物も1800年代末期から1930年代の建築物です。ヨーロッパは石の文化だなあと感じさせられます。建物の中には、旧日清汽船の建物(外灘5号)や旧横浜正金銀行の建物(外灘24号)も現存しており、共に中国の銀行の支店として使われています。
殆どが、建築当初の用途とは違っていますが、新しい役割を持って生き続けています。鈴与ホームパルの仕事もまさにこの様に、お客様のお住まいの成長、生まれ変わりの手助けをすることじゃないかと思っています。スケールは違いますが…………。
歴史を感じる黄浦江西岸の外灘に対して、東岸は…………
SFに出てきそうな未来都市のような、浦東地区です。黄浦江を挟んで東西のコントラストは一見の価値ありです。
最後になりますが、中国も5月1日のメーデーから急遽五連休となったため見たことのない人の波に飲み込まれましたのでその様子をどうぞ。※上海のメイン通りの南京東路